フックの話。
一昨年、釣り復帰の時点では、ウグイングだけを考えていたので、あまりこだわりなく、極小のシングルバーブレスで遊んでいた。
だけど、ホームリバーのアメマスポイントでは、鯉だのカレイだのナマズだの銀の衝撃だのと、意味不明にパワフルな奴が多い。ウグイ用のシングルバーブレスで遊んだ一年目後半は、アメマスポイントでこれでもかというくらい、鯉に針を曲げられた。
そこで、去年の中盤から、スイミングフックを導入した。これがなかなかバレないし、小さなサイズのスイミングフック1本でも、大物には曲げられにくい。
しかしだ、これは結構高い。ひとつ80円から100円くらいする。
ルアーはメーカー既製品をやめて、ブランクスプーンの塗装で安く済ませてる。
ならば、フックも、自作できないかな?
というのが、今回のネタです。
必要なものはこちら。
タイイングバイス。あると便利。
僕は、実家にあるのを貰ってきた。
ボビンホルダー。あると便利。
糸。なんでもいいと思う。
なるべく細めの丈夫なやつを選ぶ。
針。好きな針。今回はがまかつのチヌ針3号。
ケプラート 6-8号。あまり細いと、スプリットリングから抜けるので、太いものを選んだ!
100均のマニキュア トップコート。仕上げに使う
作成手順だ。
色々と調べると、ほぼ最初に糸で下巻きをする。
だけど、僕は下巻きはしないことにした。
その代わりに、両面テープを小さく切ったものを軽く貼り、まきつける。これで、粘着力があるので、小さく切ったケプラートを置く。
ケプラートはお好みサイズで、2センチから3センチあればと思う。
ケプラートを置いたら、糸でぐるぐる巻きだ。コツは、チモトではなく、針先に近い方の端から、まず5回まき、端っこを固定する。強めに、間をあけていいので、ざっくりとチモトの方に巻き進め、チモトで7巻きして、チモト固定。
その後、針先に向かって巻き進め、針先に近い方の端っこを4回巻いて、ケプラートが見えなくなるまで巻く!
余った糸で、ハーフヒッチ3回とエンドノットでOKだ。ウィップフィニッシャーがあると便利かもしれない。
仕上げに、マニキュアのトップコートを、糸の部分にたっぷり塗って乾かす。
こんな感じで完成だ。
あとは、この針がホームリバーのアカハラ、サクラマス、鯉に対抗出来るかどうか。
針の実釣は次回!