2022.6.21 某河川
友人と、ヤマメの聖地へ行ってきました。
早朝5時。
片道90分。
道中を楽しみながら、8時に入渓しました。
子供の頃、ホームリバー水系のいくつかの河川で釣りをしたことはありますが、ホーム以外の川を釣り上るなんて、初めての経験です。
この渓相。
いやぁ、綺麗だわぁ。こんな秘境めいたところを釣り上るのは、経験出来ると思ってなかったのです。
ウェーダー履いて、歩いてるだけで楽しい!
途中、シナノキの花が、粉雪のように降り注ぎます。なんて綺麗なんだろ。
意外にも、水量がそこまでないし、ヤマメが着くような早瀬もありません。あれ、渇水なのかな?
吊り下がりつつ、ヤマメがついてそうな大きな石なら、ポイントを見つけつつ、ちょこちょことハスルアーを撃ちますが、反応がありません。
うーむ。早い時間に先行がいたかな?
さらに釣り下がり、ようやく、魚がついてそうな、小さなフチと反転流を発見!
シナノキの影で日も当たらないし、ここには必ず何かいるはず!
木影になって、水温が上がってなさそうなところにハスルアー5gを撃ち込み、逆引きします。
ぴぴぴぴっ!
という手応え!
この手応え、ウグイじゃない!
絶対ヤマメです!
YES!
最初の一尾なので、小さいけど、丁寧に
ランディング。
いやぁ、マッチョなヤマメだなぁ。
それもそのはず。この川はエサが豊富だもの。
リリースしたかったのですが、運悪く、この子はフックが目の付近に入ってしまってて、出血も酷かったので、頂戴することになりました。友人が丁寧に燻製にしてくれるそう。釣った命をいただくのも、時にはあることです。
ここからさらに釣り下がり、ヤマメがついてそうなところにハスルアーを撃つものの、どうにもアタリがありません。やはり先行がいたのかな。
気持ち半分、自然探索にチェンジ!
ホームリバー下流域ではあまり見かけない蛙やら、アオダイショウが泳いでいたり、廃駅を探索したりと、それはそれでとても面白い!
ポイントを変えて釣り下がるものの、どうにも渇水がひどく、ヤマメの気配はありません。
うーむ。これ以上の釣果は厳しいかな?
と、思っていたら、どうにか護岸されたフチを発見。
ここで魚の反応なかったら、もう無理だな!
と思いつつ、ハスルアーを通します。
サッパリ当たりなし!
ミノーかな?
シュガーディープを通します。
当たりなし!
プライドを捨てて、最終兵器
ARスピナーを通します。これで反応ないなら、魚は居ない!
サッパリ当たらん!
おかしいなぁ。居ないわけがないのに。
アップでルアー撃つのをやめて、護岸側にまわり込み、上からフチを覗いてみて、驚愕!
なんと50アップの魚が30匹くらい溜まってるじゃないか!なんなんだここは!こんなに撃ってるのに、なんで反応無いのよ!
上からハスルアーを落として、ボトムを叩いてみます。
魚は、ルアーをよけて、みんな逃げていきます。笑
これ、サクラマスだなぁ。
俎上したサクラマスが溜まっている!
ここまで俎上したサクラマスだから、もうエサなんて食べないよね。
サクラの溜まり場にルアー落とすのは、ルアーマンとしては禁じ手ですね。笑
ここで納竿だな! 笑
たった一尾のヤマメでしたが、とても楽しい釣行でしたし、収穫はたくさんありました。
だって、今回は事実上はじめての、本格的な渓流釣行だもの。ウェーダー履いて、川を釣り上り、釣り下がり! 魚のついてる場所を見定めて、狭いところにスパイラルキャストでハスルアーを撃ち、狙ったところから、狙った魚を獲る!
ということが、きちんと出来たことの嬉しさ。
ホームリバーで、スパイラルとフリップの練習しといてよかった。
そしてこの渓相、自然、ホームリバーとは一味違う環境
いやぁ楽しかったな。
いつかこの川がヤマメでいっぱいのときにリベンジだ!
締め飯!
友人2人と、ヤマメの聖地に感謝です。
いつかまた来るぞ!
【使用タックル】
ロッド
Jackson カワセミラプソディ TULN532UL
リール
Daiwa 18カルディアLT 2000s-XH
ライン
シマノ ピットブル 4本編み 150m 0.8号
リーダー
G T-R クリスタルフロロ10lb
ヒットルアー
本日のお店
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