朝から雨で、今日は全く釣りになる気配なく、ひととおりの雑用をこなし、昼からホームリバーに行ってみた。
今日はいつもと違って、テーマのあるウグイングです。
それは、湖タックルに入魂すること。
左が、いつも使っているホームリバー マルタウグイ用だ。カワセミラプソディTULN‐642L
右が湖用。
カワセミラプソディTULN‐722M L
Daiwa 18カルディアLT 2500s-XH
冬に中古で見つけて買ったものだ。
湖には何度か通ったけど、まだ魚の一匹もかけてない。
だから今日は、このロッドとリールに入魂するのだ。マルタウグイでいいんだ。ニジマスとかアメマスとか、贅沢は言わない。
そして、もう一つ。10g以上のスプーンで釣ること。
釣りに復帰してまだ1年。
僕はまだ10g以上のスプーンで釣ったことがない。
最大は6.1gのbuxで釣ったウグイだ。
この前、明らかに素人装備なお兄さんが、15gくらいのスプーンでマルタウグイを釣ったのをみたのだ。
僕は、謎の先入観で、大きなスプーンではウグイは釣れにくいと思っていた。だけど、マルタウグイならあのサイズのスプーンを食ってくるのだ。
この時期は、川でサクラマスが釣れてしまう。釣れたらアウトなのだ。だが、今日は前日から続く雨の後で、川が濁っているのだ。こんな日にトラウトは釣れないが、ホームのウグイなら、多少の濁りでも食ってくる。なんなら鯉が食ってくるのだ。
こんな日を待っていたのだ。
午後2時、ウグイング開始。
ホームは濁りがあって流れも強くて、流石に厳しいかなと思いつつ、キャスト練習のつもりで、のんびりと竿を振っていた。
しばらくして、ゴゴゴンというアタリ。
きた!マルタウグイだ!この感じは間違いない!
やった!
ついに湖タックルで魚が釣れた。しかもマルタウグイのサイズも自己ベストだ。
そして、ヒットルアーはこれだった。
27年前に自分で買った、ダイワのCOHOだ。もはや廃盤で売ってない。廃番ということは、これは釣れないルアーなのかもしれない。
でも、僕はこのルアーが好きだったのだ。謎の穴やデザインも好きなのだ。そして、ついに27年後にCOHOで魚を釣ったのだ。
達成感を覚えつつ、キャストを続けていたら、立て続けに誰かの釣り糸が引っかかった。
僕は目についた釣りゴミは、持ち帰って捨てることにしてる。川はきれいにしたいのだ。
これで釣りの神が微笑んだのかな。
事件はこの後起こった。
先程のCOHO14gは、永久保存ルアーになったので、
COHOの10gをキャストして、のんびりリトリーブしていたら、
来た。グーンという重い引き。最初は大きめのマルタウグイかと思ったが、それにしては走るし粘る。
鯉だ。鯉の感じだ。この引きと走りは鯉だろう。
姿は見えない。ドラグは鳴りっぱなし。
なんとなく走らせながら、ゆっくり巻いていると姿が見えた。
デカい!
サクラマスか? いや、エラのところが赤い!
ニジマスだ! 60はある。大ニジだ!
なんとか手元まで寄せてネットイン。
凄いサイズとパワーだった。
興奮の中、写真を撮ろうとしたら、野生の力なのか、土の上を凄い力でぐねっていくが、大きすぎて手で抑えきれず、写真は撮れずにそのままドボン。
あっ
あああああ
はぁ
写真はとれなかったけど、
でも
まぁ
ホーム川で、60センチの大ニジマス。
いやー
年内目標は30センチ以上のニジマスとブラウンをホームで釣ることだったので、目標ひとつ達成です。
ロッド
Jackson カワセミラプソディTULN‐722M L
リール
Daiwa 18カルディアLT 2500s-XH
ライン
シマノ ピットブル0.8号
リーダー
VARIVAS フロロカーボン12lb
ヒットルアー
ダイワ COHO赤 10g 14g